MVNOってなに?
MVNOはMobile Virtual Network Operator の頭文字をとったもので、仮想移動体通信事業者である。回線網は他の事業者(docomoなど)から借りて、自社通信サービスとして提供する。主にSIMカードなどで通信サービスを切替て使用するのが一般的である。
MVNOの業者については下記ブログを参考にしてほしい。
SIMカードってなに?
SIMカードとは、Subscriber Identity Module Card の頭文字をとったもので、電話番号を特定するための固有のID番号が記録されたICカード。SIMカードを入れ替えることで、ひとつの携帯電話端末で複数の電話番号(契約)を切替えて使用したりすることができる。
SIMカードのサイズには、標準SIM、microSIM、nanoSIMがある。スマホは白ロムで購入して運用することが多い。
白ロムってなに?
白ロム(しろろむ)は、契約のないスマホまはたガラケー(スマホではない普通の携帯電話)のことを言う。通常ドコモなどで2年間契約すると、本体の価格が月々の基本料に含まれたかたちで分割され、契約時に支払う本体料金が少額ですむ。白ロムの場合、本体購入は実費となる。Amazonや楽天などでも購入可能。
MVNOのメリット
- 通信料金が安い
- 自分にあったMVNO、通信プランを自由に選べる
- 業者によっては、契約の縛りがない
MVNOのデメリット
- 通信事業者やプランによって速度が遅い場合がある
- 端末によってアップデートがうけられない
- データ量によて通信制限がある(動画系は不向き)
- キャリアのサービスが一部うけられない
MVNOの使い勝手について
使い勝手については、当然docomo、ソフトバンク、auなどのキャリア運用がいい。スマホや各サービスもそれ用に用意されているのだから当然だ。MVNO運用は、通話やSPメール、アップデートなど、キャリアのサービスが一部使用できない。
MVNOは、どちらかと言えばライトユーザー向けとも言える。ライトユーザーといってもデータ通信量での意味で、動画など大量パケット通信をしないユーザー向き。
大量パケット通信をする場合は、自宅などのWiFi環境に接続。優先的にWiFiに接続して使用。
MVNOの注意点
すべてのスマホが使用出来るわけではない、使用できるか否かはプロバイダーの動作確認リストなどでチェック。動作確認リストで使用出来るとしても、アンテナピクトが表示されない、テザリングが出来ない、アップデートできない、セルスタンバイなどの問題もある。
このような情報は、人柱になった先人たちのブログなどをチェックしよう。
また、輸入品など海外で使用されているスマホなどは、通常「技適マーク」がないので、国内では技術的に使用できても、法的に使用することを許されていないので注意。
技適マーク
MVNOでの通話について
MVNOのSIMカードは、通話可能なものと通話不可のものがある。どちらかと言えば通話不可のサービスが多いだろう。通話出来ないサービスでも、通話は可能だ。OCNの050Plus、スカイプアウト、LINEなど多数の不可サービスが存在する。
LINEについては、相手がLINEに登録していなければ通話できないし、一般の電話へはかけられない。
オススメは050Plus。月額315円の固定費はかかるが、通話料金が安く050局番から始まる電話番号を取得できる。MVNOでの050Plus利用については、過去のブログを見てほしい。
スマホとガラケーの2台持ちを格安で!
この方法が一番使い勝手がいいのかもしれない。スマホで情報検索やメモなどとることが多い自分は、スマホとガラケーの2台持ちで運用している。
ガラケーでの通信は一切しないので、基本料金は1000円以下だ。スマホはIIJmioのMVNOを利用しているので、基本料金は945円。これに050Plus(月額315円)を契約して、月額基本料2300円弱で運用している。
電話はやっぱりガラケーが一番使いやすく、バッテリーの持ちもスマホの比でないと断言する。
かけ先によって、050Plusをうまく使えば通話料金も低額におさえられる。
SIMフリーで使えるスマホはAmazonで購入できる